目立たない、取り外せる
マウスピース矯正
『インビザライン』
Invisalign
マウスピース矯正は、透明なマウスピースのような矯正装置を装着することで、歯並びを整える矯正治療です。
この矯正装置はごく薄く透明なので、装着していても見た目はほとんどわかりません。
また、患者さまご自身で矯正装置を取り外せるため、食事や会話も治療前と同じように楽しめます。
さらに、治療中に矯正装置の調整を必要としないため、ブラケットとワイヤーを使用する矯正治療よりも通院回数が少なく済みます。
当院では、『マウスピース矯正(インビザライン)』を採用しており、治療開始から治療が完了するまでの歯の動きを3D画像でシミュレーションできます。このシミュレーション画像を見ることにより、患者さまは治療結果をイメージしやすくなります。
薬機法において承認されていない
医療機器『インビザライン』について
当院でご提供しているマウスピース矯正装置を用いた治療は『インビザライン・システム』というもので、この治療法で用いるマウスピース矯正装置を『インビザライン』といいます。
これは薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない装置となりますが、当院ではその有効性を認め、導入しています。
○ 未承認医薬品等に該当
薬機法上の承認を得ていません(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2021年1月28日最終確認)。
○ 入手経路等
インビザライン・ジャパン株式会社より入手しています。
○ 国内の承認医薬品等の有無
国内では、インビザラインと同様の性能を有した承認医療機器は存在しない可能性があります(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2021年1月28日最終確認)。
○ 諸外国における安全性等にかかわる情報
現在世界100カ国以上で提供され、これまでに900万人を超える患者さまが治療を受けられています(2020年10月時点)。情報が不足しているため、ここではインビザラインの諸外国における安全性等にかかわる情報は明示できません。今後重大なリスク・副作用が報告される可能性があります。
日本では薬機法未承認の装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
○ マウスピース矯正装置(インビザライン)による治療のリスク・副作用
・マウスピース矯正装置(インビザライン)による治療は、機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・正しい装着方法で1日20時間以上使用しないと、目標とする治療結果を得られないことがあるため、きちんとした自己管理が必要になります。
・ご自身で取り外せるため、紛失することがあります。
・症状によっては、マウスピース矯正装置で治療できないことがあります。
・お口の中の状態によっては、治療計画どおりの結果が得られないことがあります。
・装着したまま糖分の入った飲料をとると、虫歯を発症しやすくなります。
・治療によって、まれに歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
・食いしばりの癖が強い方の場合、奥歯が噛まなくなることがあります。
・治療途中で、ワイヤーを使う治療への変更が必要になることがあります。
・お口の状態によっては、マウスピース矯正装置に加え、補助矯正装置が必要になることがあります。
・治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・マウスピース矯正装置は薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器です。日本では完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外となることがあります。
取り外せるマウスピース矯正はこんな方におススメです
- 治療中の矯正装置の見た目が気になる
- 目立つ矯正装置には抵抗がある
- 治療による痛みはできるだけ抑えたい
- 矯正装置を気にせずに食事がしたい
- 仕事などで人前に出ることが多い
- アレルギーで金属製の装置は使用できない
- もうすぐ結婚式や成人式などのイベントがある
マウスピース矯正のメリット・デメリット
- 薄く透明なので装着していることがわかりにくい
- 弱い力で歯を移動させるため、痛みや負担を軽減できる
- 矯正装置の調整が不要なため、通院回数が少なく済む
- 矯正装置を気にせずに食事ができる
- 矯正装置を取り外して歯を磨けるため、虫歯になりにくい
- 金属アレルギーでも治療できる
- 歯を大きく動かすケースには適していない
- 矯正装置がお口にフィットしなくなることがある
- マウスピース矯正だけでは治療できないケースもある
- 1日に必要な装着時間に満たない場合、歯がうまく動かない
- 取り外せるため、矯正装置を紛失してしまうことがある
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